シュノンソー城 Chateau de Chenonceau


16世紀初頭 シャルル7世の書記官から貴族の称号を得て、妻カトリーヌ -ブリソネや銀行のバックアップを得て財務長官となったオーストルモワール-ボイエがイタリア出征にてインスピレーションを得て作りだしたのが始まり
完成の時にはボイエはすでになくなっており、妻カトリーヌ -ブリソネが実質上の初代城主
妻死亡後息子らは財産没収となり、一時王家の物になるもアンリ2世は愛人ディアーヌードーポワティエに与えられる
王の未亡人メディシスは王家の手に取り戻す
ここが有名な妻と愛人のどろどろの城と言われる経緯である
 
アンリV世の妻ロレーヌは王の暗殺を知るとこの屋敷に閉じこもる
これ以降は王族の居城としての役割はなくなる 
他にもモンテスキューやルソーなどの知識人を集めサロンを催していたルイーズーデュパンや, 第一次世界大戦中に城を開放し,軍用病院として手当に当たったシモーヌ等, 数々の貴婦人がこの城の主となったことで有名である 
 
カトリーヌがシェール川にかかる橋の上に2階建ての回廊を建設させた
テラスに通じる二重階段 扉の装飾 人魚やガーゴイルの飾りがイタリア風
丸い塔 マルク家の塔
正方形の建物の場所にもともと水車があった
礼拝堂,護衛兵の間,ディアーヌの間,フランソワI世のサロン,ルイXIV世のサロン, ブリソネのホール,メディシスの居室, ヴァンドームの居室, ロレーヌの居室
階段 イタリア風
迷路 メディシスの命で作られた 奥に女像柱がある 
放射状に通路がある庭園がディアーヌードーポワティエの庭園
中央に噴水があるのがカトリーヌ -ドーメディシスの庭園
 
Chateauとあるが, 王家の趣味の庭園がメインであり, 防備設備等はあまりないため, 城と言うよりは宮殿といった感じ
なお,入場に際し"your bag, no food, OK?"と言われるが, 中のレストランはフランスでは珍しく微妙な味である 
ロワールの各古城を紹介しているHP(フランス語)

カトリーヌがシェール川にかかる橋の上に2階建ての回廊を建設させた



迷路 メディシスの命で作られた 奥に女像柱がある
放射状に通路がある庭園がディアーヌードーポワティエの庭園 中央に噴水があるのがカトリーヌ -ドーメディシスの庭園


丸い塔はマルク家の塔と呼ばれる
正方形の建物の場所にもともと水車があった







標高
比高
場所
最寄り駅



    
↓その他本日おすすめの城

  
城一覧へ 国別検索へ 本陣(TOP)へ