maru-icon.jpg(14450 byte) 丸亀城


室町時代には讃岐守護細川氏の被官の城であったようである
天正十四年, 長曽我部氏が秀吉に敗れて以来しばらく仙石氏が預かった後生駒親正の高松城の支城として堅固な城に生まれ変わる
生駒親正は信長の第一側室にして嫡子兄弟の母の吉野(きつの)の親戚でもあり,秀吉時代には出世し, 播州赤穂六万石をへて 讃岐十七万石に入る
生駒氏は以後4代続くが, 藩主が酒と女に溺れ, 乱れたため更迭
後には山崎家治が入ったがこれも3代で断絶, 以降京極家が7代続き,明治に至る 明治二年には火事が起こったが, かろうじて天守は残る


亀山の上に築かれた平山城
高石垣が,生駒時代のは扇の勾配, 山崎時代のは寺の勾配と,曲線美でとても美しい城
石垣の総高は日本一
天守は築城当時が現存する十二城のうちの一つ  三重三階  重文である

近くの丸亀資料館には,寛文十年の改築時に幕府に提出した丸亀城木図,にっかり青江
(備中青江派作の大脇差  刀剣極所の本阿弥家の鑑定により無代(値が付けられないほどの極上品)とされた  
にっかり笑う女の幽霊を切り捨てて、翌朝見たら石塔が真っ二つになっていたということから付いた名  
柴田勝家から丹羽長秀,豊臣秀吉をへて京極高次に拝領される
) 等が展示されている
うちわミュージアムなどがある
丸亀市HPへ

IMG_0002.jpg(152130 byte) 大手一の門,二の門
国指定 重文
maru_ohgi.jpg(65081 byte) 扇の勾配
高浜虚子の歌碑あり
月見櫓跡
吉井勇に歌碑あり











標高
比高 60m
住所 香川県丸亀市一番町
最寄り駅 JR予讃丸亀駅